top of page

ヨガとアーユルヴェーダで楽になった話

アーユルヴェーダを生活に取り入れて4年になります。

これまでの道のりと、自分自身に感じた変化について

簡単にお話します♪


基本的に私は、おとなしいほうの性格でしたが決して社交的じゃないわけでもなく、真面目で、好きなことに対しては大いなる熱意を燃やす


一生懸命だけどそんなに目立たない子でした。




出産するまでは、何かに対して激しく怒ったりすることも少なく、とはいえいつも消化不良で何かを抱え込んでいるような気がしていました。


でも出産後ホルモンバランスのせいか、感情を抑えることが難しくなったり、いつも何かに追い立てられているような気持になったり、とにかく余裕がなくて悲しかった。


なによりも、良い母親、良き妻、良きお嫁さんでいることが自分自身の気持ちや身体よりも優先すべきことと信じて、それができていれば幸せだと思っていました。


だから、幸せじゃなかった・・・できっこなくて

自分で自分を苦しめていたのです。


自分自身だけでなく、家族のことも苦しめていた


子供たちのことは自分の命よりも大切にしていたけど


本当に一生懸命育てたけど、ちょっと笑顔が少なかった


だいぶ・・・かも




30代後半で、恐ろしく早く更年期の症状が出てからは、まっすぐ歩くこともできないくらいに体がボロボロになっていました。


出産後体重が戻らず、運動会で子供と一緒に走ることもできす、味覚もひどくて何を食べたらいいのかさえも分からず、いろいろな健康法に飛びついては放り出しての繰り返し・・・


そんな時、英国から一時帰国していた友人に、彼の勤める会社がヨガスタジオを新しくオープンするからと勧められヨガを始めました。





ヨガは思いのほかすぐに夢中になって、体の不調も改善し、5年後にはインストラクターの資格を取得しました。

ご縁に恵まれてすぐに教え始めることもできました。


でもホルモン値はもう元には戻らず、不定愁訴は延々と続き、10年近くもホットフラッシュやジェットコースターのような気分の上がり下がりに悩まされ、もう穏やかな心は取り戻せないのかと嘆く日々・・・


アーユルヴェーダってどうなんだろう?


そう思っていた時に、ずっと気になっていたハワイ在住のマイラ先生が日本で講義をされると知り、申し込みました。



この世界の美しさと優しさを思い出すところから、ゆっくりとアーユルヴェーダの道を歩き始めました。



私はすぐにアーユルヴェーダの教えが大好きになり、日々、自分の周りの世界を五感で感じることに夢中になりました。


食べること、活動すること、休むこと、すべてが心地よくあることがこんなにも快適なのかと知りました。


やがてマイラ先生のもとで、アーユルヴェーダヘルスアドバイザーの資格を取得し、気がつけば心も体もとても穏やかになっていました。






アビヤンガと呼ばれるオイルマッサージやお料理も楽しんで続けましたが、何よりも私が大切だと思ったのは、五感を通して周りのことに気づく力と、内観して自分自身に気づく力をつけることでした。


パンチャマハブータ(五大元素)

トリグナ(3つの心の性質)

20種類のグナ(自然界の性質)

の理解はそれを大いに助けてくれました。


さらに、自分の体質を知ることで

自分自身の心や体のバランスを崩しやすくなる要因を事前に避けたり、または、たとえアンバランスに陥ったとしても落ち着いて対処できるようになり、


イライラしたり落ち込んだりすることが格段に減りました。


子供の時のように、

やっと自分自身と仲良くできるようになったのです





自分自身がわかると、自分の周りの人のことも良く理解できるようになりました。

みんなそれぞれ心と身体に特性を持っていて、それに良し悪しはなく、


ただ、それが、そのひとなんだ


ということが理解できるようになりました。


それがわかると、人とコミュニケーションを取るのが怖くなくなってきました。それは私にとってとても大きな変化でした。


自分の中に設けていた限界や怖れを超えて世界とかかわる勇気を、子供の頃に感じていた心の自由を、また感じられるようになりました。


美容や健康のためだけでなく、生き方そのものをまるごと変化させてくれたアーユルヴェーダとの出会い。


簡単ですが、私の小さなお話でした。



bottom of page